乙部町の自然選定一覧

 このページでは、100選のほか、93選やTOP10に選定された乙部町の道や自然景観などを紹介します。

新日本歩く道紀行100選 ~水辺の道~(平成29年 新日本歩く道紀行推進機構選定)

新日本歩く道紀行
 新日本歩く道紀行は、道を通じて日本の文明文化・芸術・人・モノ・物語を歴史的に紐解き、今まで知らされていなかった、見つかっていなかった地方の活力を道から考察し、地方創生の活力創出を生む底力になると信じて、1000の道づくりをしています。テーマは、「歴史の道」「文化の道」「こころと祭りの道」「絶景の道」「森の道」「水辺の道」「ふるさとの道」「食の道」「港の町今昔の道」「温泉の道」の10テーマがあり、テーマ毎に100の道が選定され1000の道となっています。

 10テーマのうち、水辺の道に「乙部町自然満喫コース」が選ばれました。

【道の概要】
○乙部町自然満喫コース
 距離:7.0km 所要時間:1時間25分 高低差:11m
 明治政府軍が蝦夷地奪還のため初めて上陸した乙部町。シラフラや館の岬などのんびり海岸線を自然風景と歴史・伝説を楽しみながら歩きます。日本海に沈む素晴らしい夕日が望めます。
 

日本美しの森 お薦め国有林 93選(平成29年 林野庁選定)

縁桂森林公園
縁桂風景林
 林野庁が、有識者の意見を踏まえ全国1,055ヶ所の「レクリエーションの森」の中から、「日本美しの森 お薦め国有林」を93ヶ所選定しました。その中に乙部町の縁桂風景林が選ばれています。
※「レクリエーションの森」は、国有林の中でも特に優れた自然景観を有し、森林浴や自然観察、野外スポーツに適した森林が設定されています。
※縁桂風景林は、縁桂森林公園を占める一帯の国有林のことを言います。

訪れたい神秘的な巨樹TOP10(平成24年 日本経済新聞 NIKKEIプラス選出)

「連理の木 縁桂」
連理の木 縁桂

 巨樹巡りの魅力は、幹や根の迫力、枝や葉の美しさがあり、季節がかわれば、花の香りが楽しめる。そんな巨樹巡りを楽しむ人が増えていることから、日本経済新聞社が全国各地の巨樹・巨木に詳しい専門家に「訪れたい神秘的な巨樹」TOP10を選んでもらいました。ハイキングで歩いて見に行けて、樹高や幹周りだけでなく、巨樹の迫力とエネルギーを感じることができる木が順位付けさています。
 順位結果は、
1位に鹿児島にある縄文杉が選出され、2位に乙部町の「縁結びのカツラ」として「連理の木 縁桂」が独特な枝の連なりなどが評価され選出されました。 

快水浴場百選(平成18年 環境省選定)

「海のプール」
元和台海浜公園「海のプール」
 ◆「日本の水浴場55選」(平成8年 環境省選定)
 環境省は、水質が良好で快適な水浴場を広くすることを目的に、遊泳人口が海水浴場で概ね1万人以上、湖沼・河川の水浴場で5千人以上、水質などの一定の要件を満たし、都道府県から推薦があった38都道府県186水浴場の中から「水、自然環境・景観」「コミュニティ、クリーン」「安全性」「利便性」等の選定基準に照らして、特に優れた水浴場55ヶ所を選定し「日本の水浴場55選」としました。

 ◆「日本の水浴場88選」(平成13年 環境省選定)
 評価項目である「水、自然環境・景観」「環境への配慮・取組の評価」「安全性」「利便性」等をもとに新たに選定が行なわれ、都道府県から推薦があった40都道府県146水浴場の中から88ヶ所の水浴場が「日本の水浴場88選」に選定されました。

 ◆「快水浴場百選」(平成18年 環境省選定)

人工物に囲まれがちな暮らしのなかで、水辺の自然と親しみつつ健やかな心身をはぐくみ、保つことの重要性が高まっています。また、環境教育やエコツーリズム、生物多様性、地球温暖化対策など環境政策の新たな展開がみられることから、88選の基本的な考えを見直し、「美しい水辺(水質、自然景観)」「清らかな水辺(環境への配慮・取り組み)」「安らげる水辺(安全性)」「優しい水辺(利便性)」「豊かな水辺(水と人との関わり)」の5つの評価事項に基づき、都道府県から推薦があった40都道府県191水浴場の中から100ヶ所の水浴場が「快水浴場百選」が選定されました。 
 

元和台海水浴場「海のプール」は、平成8年の「日本の水浴場55選」から「日本の水浴場88選」「快水浴場百選」に道内で唯一選ばれている海水浴場となっています。

森の巨人たち百選(平成12年 林野庁選定)

縁桂
連理の木 縁桂
 林野庁が、森林や森林資源との共生を目指し、市町村の大切な財産として残していくことを目的として、全国各地の国有林に自生している樹齢が百年を超える山のシンボル的な巨樹・巨木を「森の巨人たち百選」に選定しました。
 道内からは11本の巨樹・巨木が選定され、その中の1つとして道南で唯一「連理の木 縁桂」が選定されています。

北海道自然100選(昭和62年 朝日新聞社選定)

鮪の岬
鮪の岬
 北海道自然100選は、昭和60年に朝日新聞社が全国に向けて「21世紀に残したい北海道の自然100選」の応募を呼びかけ、寄せられた604万票の中から学識を交え選定されました。また、選定された自然を朝日新聞社記者が1ヶ所1ヶ所訪ね歩き、そこに息づく自然、そこに暮らす人々のルポを収録した本が「北海道自然100選紀行」として昭和62年に第1刷で発行されています。
 乙部町の自然の中から「鮪の岬」が選ばれ、「北海道自然100選紀行」の記録の中では野鳥の生態や地層の貴重さ、名の由来等について書かれています。