乙部町の林業

　乙部町における森林の総面積は本町総面積の約83％を占める森林に恵まれた地域であり、その内訳は一般民有林が約4,600ヘクタール、国有林が約8,800ヘクタールとなっています。
   スギ及びトドマツを主体とした人工林の面積は、約2,000ヘクタールであり、人口林率約44.2％と全道平均より高く、齢級構成では9～11齢級の林分が特に多く、保育を必要とする林分が多くを占めています。

　乙部町の特徴的な森林整備として、森林農地整備センターや公的森林整備事業等、分収林整備事業も実施されており森林保有者のニーズに応えられるような森林整備が活発に行われています。
   中央部の栄浜地区においては、道から「北の魚つきの森」に認定され、また国、町、民間団体による森づくりに関する協定の締結など、民間団体による環境保全等の森作づくりのための活動が盛んに行われています。